当社におけるサステナビリティ
String Furniture は、サステナビリティへの継続的かつ戦略的なアプローチを取っています。 環境への影響を可能な限り低減し、さらに大きな社会的責任を果たしていくために継続的に努力することを全体的な目標として掲げています。 生産の大半をスウェーデンで行い、時代を超越したデザインを実現することで、私たちは正しい道を歩んでいると確信しています。
当社では、次の 3 つの主な基準に基づいてサステナビリティを測定しています。
• 環境
• 品質
• 社会福祉
私たちは常にこれらを念頭に置き、すべての行動に浸透させています。 サステナビリティの考え方が重要である典型的な場面は、例えば、新しいサプライヤーや生産者を選ぶときです。 私たちがガイドラインに従うだけでなく、協力するすべての人に同じガイドラインに沿って仕事をしていただくことが重要です。 私たちは、いかなる状況においても、いかなる段階または部門においても、安全や健康を危険にさらすことはありません。 当社のサステナビリティに関する取り組みの主要な側面には、将来の世代のニーズに応える機会を危険にさらすことなく、人々と社会の現在のニーズを満たすことも含まれます。
私たちは、サステナビリティと環境への取り組みに関するお客様の懸念と願いを非常に真剣に受け止めており、サプライヤーや素材の選択から、コミュニケーションの方法、製品のマーケティング方法まで、当社のすべての活動にこの点を考慮しています。 その結果、機能、形状、品質を重視したサステナブルな製品が生まれます。 サステナブルな製品ラインナップは、ブランドを築き上げ、幅広い時代を超越したデザインに対する私たちの敬意と誇りを一層高めています。 サプライヤーと協力して、効果的でサステナブルな素材をあらゆるタイプの生産に使用するよう努めています。
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環境に配慮したラインナップ
当社では、私たちが良い製品だと考える要件リストを作成しました。 String Furniture が生み出すすべての製品は、形状、機能、品質、適正価格とサステナビリティの 5 つの要素を満たす必要があります。 この要件リストにより、お客様は安心して当社の製品を購入でき、当社の製品が環境フットプリントが可能な限り小さい、高いサステナビリティの基準に合致していることを常に確信できます。 私たちにとって重要なのは、お客様がサステナビリティとスタイル、あるいは機能と価格のどちらかを選ばなければならないという状況にならないことです。
私たちは、サステナブルな製品は高価であってはならないと考えています。 それらは手頃な価格で、付加価値のあるものでなければなりません。 これを実現するためには、資源を有効活用し、次代に左右されない製品を設計し、サプライヤーと長期的な関係を築き上げることにより、長期的に、お客様に価値のある製品を、確実に提供しなければなりません。
「サステナビリティは私たちにとって重要です。 当社は、メーベルファクタの完全な認証を受けたラインナップを提供することに積極的に取り組んでいます。
これは、家具産業をよりサステナブルにする取り組みの一環です」
- ヨーナス・ウェッテルローフ、 CEO
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当社は 2017 年にメーベルファクタ規格に従って製品を認証するプロセスを開始しました。 メーベルファクタ認証は、品質、環境、社会的責任の 3 つの主な基準に基づいています。 1 つの製品を認証するプロセスは、広範囲で時間のかかるプロセスです。 現在、製品の大半にメーベルファクタ認証のラベルが付いたラインナップを提供できることを誇りに思います。
認定の詳細については、 www.möbelfakta.se をご覧ください。
サプライチェーンにおける責任
当社はサプライチェーンとサプライチェーンパートナーに誇りを持っています。これまで私たちは、様々な価値観と長年にわたる協力関係の歴史を共有してきました。そのため社会的な危険性は極めて低く、私たちのパートナー企業も環境に対する責任を真剣に受け止めています。
社会状況を常に改善し、サプライチェーン全体で環境への負荷を最小限に抑えることは、当社の持続可能性戦略の一環です。私たちは人権を尊重し、労働条件を高め、環境を保護することを望んでいます。
この取り組みを実現するために、以下のことを心がけています。
• 原材料および製品の多くをスウェーデン国内で調達・生産
• 長期的な関係がある限定されたサプライヤーとの取引
• 社会的・環境的状況に関する透明な詳細情報の保持
• サプライチェーンにおける体系的なデューディリジェンス(価値やリスクなどの調査)の実施
• サプライヤーと共に様々な改善への取り組みを推進
2021年時点で、当社と取引のある家具や部品のサプライヤーは40社でした。そのうち35社はスウェーデンに拠点を置き、そのほとんどは当社本社の近くにあります。他の5社は中国に拠点を置いていますが、全体の98%はスウェーデンのサプライヤーから仕入れており、ほとんどのサプライヤーと10年以上の取引があります。
また当社では、サプライヤーが使用するベンダーや下請け業者についても把握しています。それらはスカンジナビアなどの近隣諸国や、ヨーロッパ諸国の企業です。これらのベンダーや下請け業者は、例えば当社製品の木製板やスチールワイヤー、シェルフの塗料を製造しています。
近隣地域からの調達とサプライヤーとの長期的な関係を大切にする当社の姿勢は、供給元と製品に関する詳細な情報を得ることに役立ちます。2018年以降、すべての関連製品をスウェーデンの家具品質規格Möbelfakta基準で認証し、社会や環境に関する情報を体系的に収集しています。
2022年、当社は責任ある企業行動のための「OECDデュー・ディリジェンス・ガイダンス」に則った、当社独自のガイドラインを作成し、サプライチェーンにおけるデューディリジェンスに対する責任ある行動を拡大しています。その一つ、サプライチェーン全てにおいて生産国、製品タイプ、生産形態に基づいた社会・環境へのリスクに関するスクリーニング調査を詳細に行い、照らし合わせた評価をマッピングすることで、潜在的なギャップを特定して、リスク分類と評価に基づいた、サプライヤーとの重点的な取り組みを明らかにしました。
その包括的な第一歩として、例えば再生可能エネルギーへの転換といった、サプライヤーによる最新の持続可能性対策の情報収集を進めていきます。これは目標に沿った当社とサプライヤーのCO2排出量削減への取り組みに役立ちます。
このように当社のサプライチェーンは高い環境基準を有しています。69%のサプライヤーが環境保護マネジメントに関するISO14001認証を取得し、水やエネルギー効率の対策に取り組んでいます。当社の全てのスチールワイヤーはリサイクルスチールを使用しています。木材はすべて、違法に伐採された木材の取引を防止するEU木材規制を遵守しており、そのうち68%がFSC認証を取得しています。これにより良好な社会的条件を備える管理された持続可能な森林から、木材を調達していることを証明しています。重点的な取り組みとしては、サプライヤーでの再生可能エネルギーの導入と、リサイクル素材や環境負荷の少ない化学物質の使用促進です。
サプライチェーンにおける社会的基準も高く、一般的な高い基準と監視体制が整った国々・企業での生産を進めています。89%のサプライヤーが当社のサプライヤー行動規則に署名しており、リスクが高いと判断されたサプライヤーについては、社会監査を優先しています。(サプライヤーのわずか2%に留まります)。
当社独自のデューディリジェンスガイドラインには、新規サプライヤーの受け入れに関する最新の指針も記述されています。